双子が膝上の場合は、隣の席に並べないって本当?
残念ながら、隣に並んで座ることはできません。
しかし、幼児2人連れ膝上でも快適に旅行できるコツがあります!
この記事では、国内線3歳未満(膝上無料)で北海道・沖縄と旅行した双子ママの私が、機内を少しでも快適に過ごすための「座席指定コツ」をご紹介します。
双子連れ(膝上)で隣席に並ぶことができる便
・旅行慣れしていない双子や幼児が2人いる家族
・飛行機利用の旅行が不安な人
・できる限り快適に小さい子どもと旅行したい人
子供が釘付け!
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幼児2人連れで隣席不可はなぜ?
双子や年子などの「幼児2人連れ」は、子供用の座席を確保しない限り隣席にはなれません。
機体設備の構造上、酸素マスク数の関係で隣席に座るのは困難なため、通路はさんで隣席になるよう案内されることがデフォルトとなっています。
しかし、どうしても隣になれないか調べたところ、航空会社や機体によっては隣席が可能になることも!!
幼児2人連れの搭乗で快適になるコツを掴んでいきましょう!
【国内線】幼児膝上無料の概要
国内線は、満3歳(3歳のお誕生日〜)から座席が必要です。
満3歳以上12歳未満の小児料金は、大人の50%相当の運賃が発生します。
ちなみに、ママ1人で3歳未満の双子を連れて無料で飛行機に乗れるかと言うと…
3歳未満(生後8日以上)のお子さまは、大人1名につき2名まで同行でき、1名のみ無償(お膝の上)でご搭乗いただけます。( JAL公式 HP )
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/support/smilesupport/baby.html
つまり、大人1人で双子を連れて利用することは可能ですが、無料になるのは1人分。
もう1人分の座席は、購入する必要がありますのでご注意ください。
幼児連れ座席指定の必要性
子連れ飛行機は常にハプニングと隣り合わせで、どの座席を選んでも「快適」と程遠いことはたくさんあります。
でもそれって飛行機に限らず育児あるあるですよね。笑
それでも、子連れ旅行を少しでも快適にするためには、座席の位置が重要です。
何も知らずに予約をして
「席がかなり離れてしまった」
「荷物の交換や泣いた時のやり取りが大変だった」
とならないように、事前に準備しましょう!
いよいよ、幼児2人連れのオススメ座席指定について解説していきます!
幼児2人連れは「幼児2人連れ優先席」が優勝
幼児2人連れの方へのおすすめは、JAL(日本航空)の「幼児2名連れ優先席」の利用です!
「幼児2人連れ優先席」ってどんな席?
つまり、スーパー配慮席です!
JALには
・幼児優先席
・幼児2名連れ優先席
というサービスがあります。
酸素マスク配備のため、隣席指定可能なお席に制限があることから、幼児2名連れの利用でも安心して搭乗出来るよう、優先席もしくは優先エリアが設けられています。
また、予約時の座席指定画面においては、幼児連れの座席に「幼児マーク」を表示。周囲に幼児連れがいることを御周知いただくというスーパー配慮です!
実際の座席指定画面で「幼児2人連れ優先席」を確認してみましょう
大きい機体の場合
(JAL公式ホームページより引用)
小さい機体の場合
(JAL公式ホームページより引用)
幼児2人連れ優先席の調べ方
JAL公式ホームページで行き先、日付、人数、クラスを入力すると、その日の便一覧が表示されます。
さらに、各便の「座席表」をクリックすると現在の空席情報を確認できますので、幼児2名連れ優先席が空いているか確認してみてください。
もし不安であれば、空港内での手続きの際にカウンターにいるJALスタッフの方に相談してみてくださいね!!
(みなさん本当に本当に親切です)
航空会社の子連れ向けサービス一覧は
こちらの記事でご確認ください♪
【座席指定】前方? 後方?
どっちが快適なんだろう?
前方の席だと早く降りれるし、前に座席がなければ快適ですよね♪
一方、後方の席だと子供が泣いた時に気楽に立ったり座ったりすることができます♪
結論、お子様のタイプによる。
搭乗するその時の状況で、どちらが快適かは異なってしまうものです。行き先、時間帯、飛行時間などを考慮した上でお子様の性格や特性に合わせて事前に判断すると、トラブルを避けやすくできます。。
前方がオススメの場合
前方がオススメの場合は以下の通りです。
・到着までの飛行時間が短い
・シーズンオフの空いているフライト
・同行している大人の人数が多い
・子供がほとんど寝ている時間帯
・機体が小さくて後方まで行きやすい
・乗り降りをスムーズにしたい場合
・子供が前の座席を蹴りやすい場合
CAさんのお話だと、ビジネスマンや時間に余裕がない方(早く降りたい方)が前方の席を選びやすいとのこと。
後方がオススメの場合
後方がオススメな場合は以下の通りです。
・到着までの飛行時間が長い
・同行している大人はパパとママのみ
・機内での過ごし方が不安
・比較的混雑しているフライト
・子供が動きたくて仕方ない時期
・機体が大きい(前方の座席だと後方まで行きづらい)
・トイレに立つ回数が多い
・泣いたりぐずったら後方スペースで遊ばせたい
CAさんのお話によると、後方にはお子様連れが多いとのこと。
降りるときに時間がかかるデメリットはありますが、後ろの立ちスペースが近いのは安心材料ですね。
迷った場合は「後方」
迷わず「後方」を選ぶことをオススメします!
とにかく後方であれば人目も気にせずに、泣いてもぐずってもすぐに後方のトイレ前にあるスペースに移動することができるので安心です。
そのスペースで客室乗務員の方とお話しできたり、窓の外を見たりと気を紛らすこともできます。
我が家は沖縄行きの機内で娘が大号泣。
2時間ほどずっと後ろのスペースで抱っこ…
CAさんにたくさん遊んでもらったので、後方にして正解でした!
【座席指定】窓側? 通路側?
オススメは、通路側です!これは即答です!
快適を目指すならば
すぐに立って動くことができる
通路側がオススメです!
しかし、窓側にもメリットはあります。
窓側 メリット・デメリット
・窓の外の景色を見ることができる
・通路側よりは授乳しやすい
・横には並べない
・席を立ちづらい
(双子の交代がしにくい、泣いた時にすぐ動けない)
通路側 メリット・デメリット
・何かあったらすぐ立って移動できる
・通路挟んで隣に並ぶことができる
・CAさんに声をかけやすい
・授乳する時に人目が気になる
・通路に物を落としやすい
飛行時間が短い場合は、窓側が快適かもしれません♪
飛行時間が長い場合は、トイレ休憩やもう1人の子供とのやり取り、他の乗客の方への配慮としても通路側の方がオススメです!
【座席指定】オススメの配列は?
通路挟んで隣か、縦に並ぶかで悩む…
どちらも経験がありますが、どちらが快適だったかと言うと…
個人的には
10:0で「通路はさんで隣」です!!
① 通路はさんで隣
1番オススメな配列は「通路挟んで隣」です!
個人的にはこの配列が1番快適に感じます!
・みんなの顔が見える(安心感)
・パパ側もママ側もすぐ立ち上がれる
・お互いの持ち物を共有しやすい
・双子の交代がしやすい
特になし
② 通路側で縦
通路はさんで隣の席が取れなかった場合
次にオススメなのは
「通路側で縦」です!
・パパ側もママ側もすぐ立ち上がれる
・お互いの持ち物を共有しやすい
・双子の交代がしやすい
・後席の場合は前席に声がかけやすい
・全員の顔が見にくい
③ 窓側で縦
最後に紹介するのは
「窓側で縦」です!
個人的には
周辺の方とのトラブルを避けるため
短いフライトでない限り100%選びませんが
窓の外の景色を楽しめるのは魅力的ですよね!
・みんな窓の外の景色を楽しめる
・窓側に寄っかかることができる
・お互いの持ち物を共有しやすい
・全員の顔が見にくい
・双子の交代がしにくい
・立ち上がりにくい
「子連れは通路側が鉄則」とよく言われます。
窓側を指定した場合、配慮すべきは隣の席の人!
席の交換を申し出たり、一声かけることを忘れずに♪
航空会社によっては、座席指定した席以外に移動できないこともあるので要注意です!
【座席指定】席が離れてしまった場合
事前の座席指定であまり良い席を指定できなかった場合でも、気を落とす心配はありません。
そんなときは、以下のことを試してみてくださいね♪
搭乗日時の48時間前に再確認
ANA や JAL では
搭乗便の出発48時間前から
座席指定できる席が
追加開放されることが多いです!
つまり
搭乗日時の2日前(前々日)に
再度座席指定画面で確認してみると
「通路はさんで隣が空いてる!」
「指定できなかった後方部分が空いてる!」などと
希望の配列での座席指定が可能になるかもしれません。
ひと手間かかりますが
確認すること強くオススメします!!
私もこのパターンで
沖縄の帰りの便「通路はさんで隣」を
ゲットできました♪
コールセンターはWebサイトより強い?
旅好き界隈のお話によると
搭乗日時48時間前の追加開放では
「Webサイトよりもコールセンターの方が融通がきく」
という情報があります。
私は実際に利用したことはありませんが
(電話が面倒なので)
Webサイトで指定できない席も
コールセンターなら
指定できる場合もあるようですので
試してみるのもいいかもしれません。
搭乗日当日にカウンターでお願いする
搭乗日当日にチェックインカウンターで
「双子連れでどうしてももう少し近くの席にしたい」
「可能な限り通路はさんで隣になりたい」などの旨を
伝えてみてください。
当日はさらに座席指定できる席が
拡大してる場合もあるため
特に子連れ搭乗者の希望が
通りやすくなるケースがあります。
子連れの搭乗者は
空港では特に優遇されていますので
ぜひ恩恵にあずかりましょう!
もちろん自動チェックイン機でも座席指定可能ですが、幼児連れは迷わずスペシャルアシスタンスカウンターへ直行してください♪
【注意】とにかく不安や心配は伝えて
慣れない子連れ旅行は、様々な不安や心配がつきものです。
特に移動手段が飛行機となると、さらに不安になりますよね。
でも安心してください。
空の旅は「旅のプロ集団」がサポートしてくれます!
不安なことや心配なことがあれば
ほんの一言でもいいので
カウンターのスタッフさんや
CAさんに伝えましょう!
こちらから
「子連れですが、よろしくお願いします」と
声をかけてしまうのもオススメです!
地上スタッフの方が搭乗前に
声をかけてくださったり
ママのCAさんがアドバイスをくれたり
ぐずってる時にはドリンクに
キャラクターの絵を描いてくれたりと
たった一度のフライトでも
嬉しい優しいサービスが溢れています♪
緊張や不安もやわらぐこと間違いなしです♪
飛行機利用の醍醐味は
全てここに詰まってます!
【補足】SeatExpertで座席を検索
特に国際線を予約する時に重宝するのですが
事前に飛行機の良い席・悪い席を確認できる
「SeatExpert」というサイトがあります。
「SeatExpert」は
・航空会社名
・便名
・出発日
を入力するだけで
オススメの席は緑、普通の席な白、
悪い席は黄色、かなり悪い席は赤というように
4段階評価を理由とともに
教えてくれる優れものです。
不安な時は利用してみてくださいね♪
【座席指定】おさらいチェックリスト
- JALの「幼児2名連れ優先席」の利用がオススメ
- なるべく後方「通路はさんで隣の席」を指定する
- なるべく後方「通路側・縦2席」で指定する
- 搭乗日時2日前に再確認
- 当日カウンターでお願いする
- 座席の不安や機内での不安をスタッフ・CAさんに伝える
まとめ
【国内線・3歳未満】座席指定のコツについてご紹介しました。
子連れで飛行機に乗るのはハードルが高いかもしれませんが、事前に準備することで想像よりもずっと楽で快適な空の旅になります。
次の記事では、子連れ旅行の飛行機対策として有効な耳抜き方法や役立つ情報をまとめました。ぜひ、参考にしてみてくださいね♪
素敵な旅の思い出ができますように☆
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